li

Remasters

新旧さまざまな音楽データをリマスタリングしています。新規録音からデジタルアーカイブされた古い楽曲まで、2ミックス・マスタリングを終えたWAV / FLACの完成音源をお預かりし、192KHz/32bit(整数型)までアップサンプリング。ハイレゾデータ化します。
(リマスタリング作業が可能なデータはPCM音源のみです)

リミックスや通常のリマスター作業ではないので、お預かりするオリジナルデータのサウンドバランスを改変することはありません。独自のアルゴリズムから導き出した倍音を生成付加することにより、音の開放感と立体感、空間表現がさらに充実します。

版権元様以外からのご依頼は承ることが出来ません、ご了承くださいませ。ご依頼、お問い合わせはコチラまでお願い致します。

★New!


~高音質な音楽データの存在意義って、なんでしょうか~


音楽談義中に『ハイレゾ』または『ロスレス』という言葉を耳にする機会が増えました。いわゆる『高音質』と言われる音楽データから、音楽愛好家や制作者はどのようなアドバンテージを享受できるのでしょうか。またそれらハイスペックな音楽データの存在意義は、どういったことなのでしょうか。このコーナーでは、マスタリングエンジニアという立場から思いを綴らせて頂きます。

オーディオ・音楽愛好家のみなさまは『せっかく聴くなら少しでも上質な音で、大好きなあの楽曲を聴きたい』と思う事でしょう。ミュージシャンや音楽制作をなさっている方は『心血注いで作った自分の作品を、少しでも良い音でリスナーに聴いてもらいたい』と願っているはずです。高音質データである『ハイレゾ音源』は、音楽の聴き手と作り手、双方にとって有意義なコンテンツであるべきです。しかし現状ではその定義がマニアックすぎて、ごく普通に音楽を楽しむ一般の方々にまで、その必要性や意義が伝わっていないと思われます。

『ロスレス・ストリーミング』という、音楽配信サービスが始まりました。若かりし頃に好きだったあの曲、いま最新作品としてリリースされるあの曲、それら新旧のあらゆる楽曲が『圧縮されていない高音質な音楽データ』として大手各社のサイトから配信され、手軽に聴くことが出来るようになりつつあります。そしてこのリスニング・インフラはますます整備され、オーディオマニアが使うような『特別な機器』を使わずとも、誰もが簡単に『せっかく聴くならなら上質な音で』を、体感できるようになってゆくでしょう。こうなると版権者の手腕が問われてきます。財産として保有する音源を、上質な状態でリスナーに届けるためにはどうすればよいのか。ここでいよいよハイレゾ音源の存在意義が明確になります。

当社代表の堀部は、eilex社が開発した『HD Remaster』というリマスタリングソフトを取り扱う事が出来る、国内唯一のエンジニアです。これまで新旧さまざまな音楽データをハイレゾ化して参りました。このリマスタリング作業の意義は、録音収録時に存在していた『音楽の躍動感』を、より高めることにあります。マイクの特性や録音環境によって、どうしても取り込む事が難しかった『音の微粒子』を独自のアルゴリズムによって再生成し、倍音成分として付加する。ハイレゾデータとして音楽に新たな息吹を吹き込み、ブラッシュアップする。HD Remasterは音楽制作をサポートする技術なのです。

リマスター作業のご依頼を頂くにあたり、当社がお預かりする音源フォーマットは様々です。すでにハイレゾフォーマットで録音された最新の音楽データ、懐かしいU-Maticテープに保存されていた貴重な44.1kHz/16bitのデジタルファイルデータ、マスターデータが行方不明になってしまい、プレスした完成CDしか残っていない楽曲など。託して頂いたオリジナル音源からデータを抽出し、ブラッシュアップのお手伝いをさせて頂きます。現在の音楽配信・販売マーケットで注目されるような、そんな制作作業のお供をさせて頂くことは無上の喜びです。


オリジナル音源は至宝です。アーティストやエンジニアが作り上げた素晴らしい世界観をリスペクトし、決して破壊してはならない。エンジニアとして、このポリシーは絶対に貫かなければなりません。そんな思いを込めてリマスター作業を行い、版権者に納めさせて頂いたeilex HD Remaster音源は、多様なかたちで活用されています。ハイレゾフォーマットの楽曲として取り扱われるダウンロード販売や配信だけではなく、高音質なアナログレコードやCD制作におけるマスターデータとして用いることが可能です。

ハイスペックな音楽データの存在意義は『せっかく聴くなら上質な音で』というフレーズに集約されると考えます。手軽に音楽鑑賞を楽しんで頂くために、制作側は新たな試みが必要となるでしょう。当社でお役に立てる事がございましたら、ぜひお声をかけて下さい。

HD Remaster技術解説はコチラに記述されています。

HD remaster 技術資料
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
Electronic Music for Loudspeakers Vol.2 Selected by audiounion

アーティスト:
コンピレーション

レーベル:
Phoridge

リリース:
2022年2月

オーディオユニオンが立ち上げたレーベル、Phoridgeからの2作目。アルバムコンセプトは前作を踏襲しており、収録されている楽曲はエレクトロニック・ミュージックです。違いはMQA CDではなく、通常のCDとしてリリースされたこと。

オーディオユニオンのスタッフが収録楽曲を厳選し、参加アーティストでもあるYosi Horikawaさんが1次マスタリングを行っています。Yosiさんによってキレイに整えられた96kHz/24bit WAVデータを、当社がeilex HD Remaster処理にて192kHz/24bitデータにリマスタリング。これが作品のマスターデータになりました、というのが制作フローです。

44.1kHz/16bitのCD音源を作成するのに、なんでわざわざハイレゾデータを作る必要があるの?と思われるかもしれません。コレについては別ページでも書いておりますが、マスターデータに収まっているデータは、常識の範囲で大きい方が良いと考えています。収録されている情報を44.1kHz/16bitまで圧縮してCDを作るワケですからして、どれだけ多くのキレイな情報がマスターに収まっているかがとても肝要。言い換えればマスターデータに収録されていない音は、どうやってもCDには落とし込めないということです。余談ではありますが、この解釈はアナログレコードを作る場合にも激しく当てはまります。



さて、アルバムの内容ですが。
ビートがシッカリ立っていて、コントラスト強めな楽曲が多いです。端的に言ってしまうと、すんごく気持ちよく聴けるアルバム。いわゆる『主旋律』がなく、『自然界に存在する音』があまり収録されていないのに、なんかこう、身を委ねてみると大変に心地よいのです。もちろん『どんな音が入っていて、何をやっているんだろ?』と、ガッツリ対峙して聴き込んでも楽しいです。

実はこの『自然界に存在しない、人工的に創られた音』が、当社にとってのキーワードでした。eilex HD Remaster処理は、お預かりした元データの音色やサウンドバランスを変えることは致しません、というのが作業コンセプトです。しかしアーティストが試行錯誤の上で創造した『美しい人工的な音』は、後からほんのちょっと手を加えただけで、いとも簡単にそのディティールが変わってしまう。いや、今回は随分と思い知らされました。よい勉強をさせて頂きました。

エレクトロニック・ミュージック、楽しいですよ!ぜひ聴いてみて下さいませ。

アルバム詳細はコチラ。オーディオユニオン
外部サイトへ移動します。
ディスクユニオン
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
ハイレゾクラシック the First Selection
(eilex HD Remaster version)

レーベル:
NAXOS JAPAN

リリース:
2017年1月

クラシックレーベルとして世界最大のレパートリーを誇るNAXOS JAPANが『誰もが知る名曲』を集めてリリースした、ハイレゾ限定のコンピレーション・アルバムです。奥が深いクラシック音楽の世界を優しく紐解き、またハイレゾ音源としてリリースしたこともあって『クラシック愛好家とオーディオマニア、双方にとって実にオイシイ』と高く評価された名盤。オリジナル・リリースは2014年でして、翌2015年には大手ハイレゾ販売サイト3社の年間ランキング1位を獲得しています。

2016年の暮れ、レーベルの偉い方からリマスターのご依頼を頂きました。大変に光栄なお仕事でしたが、すでに高い評価と大きな売上実績をもつ作品ということもあって、ものすごいプレッシャーを感じて作業に取り掛かった記憶が残っています。レーベルからお預かりしたオリジナルデータは、96kHz/24bitのハイレゾフォーマット。これを192kHz/24bitと192kHz/32bitの2バージョンにリマスターしました。

『同じサンプリングレートなのにビット深度が違うというだけで、音質に違いはあるのか?』とレーベルから問われたので、サンプル音源を作って試聴して頂きました。流石はクラシック最大手のレーベルさん、一聴で『あ、両方採用しましょう!』と相成りました。嬉しかったですね、あの一言は。24bitバージョンは『音像の腰が太く、かつ良く歌う』、32bitバージョンは『音の粒子が細かくて美しい。演奏ニュアンスや音のタッチが上品』というイメージの仕上がりになったと自負しております。

eilex HD Remasterバージョンとして再リリースした2017年にも、ハイレゾ販売サイトで売上ランキング1位を獲得。これ、すごい事です。結局は累計で何週に渡って首位の座に留まったのでしょう?と、ビックリしちゃうモンスターアルバム。オーディオ雑誌でもカラー4ページで特集記事が掲載されました。



----
アルバム詳細はコチラ。
NAXOS
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
蜜蜂と遠雷 音楽集

レーベル:
NAXOS JAPAN

リリース:
2017年5月

2017年度の直木賞と本屋大賞をダブルで受賞した、恩田陸さんの名著に基づく『音楽集』。物語はピアノコンクールを舞台に繰り広げられる群像劇で、劇中で演奏されるクラシック曲を厳選し、アルバム化した作品です。ハイレゾを含む各種配信とCDでリリースされています。



NAXOSさんからリマスターの打診があって、まずは本を読みました。読み応えのある分厚い本ですが一気に読めましたね。素晴らしかった。なるほど納得のダブル受賞作です。

(注釈 早々に購入した本。本屋大賞受賞前なので「ノミネート作」となっています)


アルバムには19曲が収められています。よってこの『音楽集』もかなりのボリュームです。そしてリマスター作業も、これまたやりがいのある仕事でした。集まった19曲は奏者も録音時期もまちまち。要するに音像の描き方も曲ごとのレコーディングゲインも全部違う。という事で、選曲が終わった時点でNAXOSさんがCD用のマスタリングを行なっています。そんなお話はココに記載されていますので、よろしかったらどうぞ。mora
外部サイトへ移動します。
e-onkyo
外部サイトへ移動します。


先のマスタリングではCDクオリティのまま整えられたオリジナルデータをお預かりして、当社では192kHz/24bitにリマスターしました。曲ごとの体裁による違和感を感じず、最後まで一気に聴ける仕上がりになったと思っています。

自分はいま、コンテストの審査員席で風間塵や栄伝亜夜の演奏を聴いている。そんなシチュエーションを勝手に想定してリマスター作業を行いました。楽しかったな、この仕事は(も)。

リマスター作業の受注時、『蜜蜂と遠雷』が映画化されるとは思っていませんでした。そしてハイレゾ販売サイトでも首位獲得。このような大作に関わる事ができて、大変嬉しく思っております。

アルバム詳細はコチラ。
NAXOS
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
リンデンバウムより

アーティスト:
井筒香奈江

レーベル:
SCHOP☆RECORD

リリース:
2016年9月

『時のまにまに』というシリーズ作を経て、新たなレコーディングチームにて制作されたアルバム。当社代表の堀部はサウンドプロデューサーとして制作に関わり、当社がもつレーベルから作品をリリースしています。

レコーディング&マスタリングエンジニアは、スタジオ・リンデンバウムの篠田健二さん。大手レコーディングスタジオに長年勤務。現場で多くのキャリアを積み、最終的にはスタジオ経営の幹部になられたエリートさんです。ご勇退後にプライベートスタジオを設立。大きなご自宅の1階はカフェ、地下がレコーディングスタジオ。それが『スタジオ・リンデンバウム』です。篠田さんからは多くの事を学びました。お人柄も素晴らしかった。残念ながら2019年に他界。もっともっと沢山の事を教えて頂きたかったのに、本当に残念です。

録音フォーマットは96kHz/24bit。このオリジナルデータから192kHz/24bitと192kHz/32bitのリマスターを行ないました。ハイレゾ販売サイトではオリジナルの96kHz/24bitと192kHzの2バージョン、要するに3タイプのハイレゾ音源をリリースしています。それぞれに音のディティールが違うので、聴き比べてお楽しみ頂けますと嬉しいです。

オーディオ界では超有名人な井筒さんですから、当方がここでイロイロを書くまでもなく。すでにこのアルバムをお聴きになっている方も多数いらっしゃるかと思います。録音用にビンテージNEUMANNのU67を調達したり、マイクケーブルを作って持ち込んだり。楽しかった思い出がたくさん詰まっています。これからも何卒、ご愛聴のほど宜しくお願い申し上げます。

井筒香奈江さんのホームページはコチラ。
井筒香奈江WEBSITE
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
『時のまにまに』シリーズ、全5タイトル。

アーティスト:
井筒香奈江

このシリーズはリマスター作業のみならず、録音からお手伝いさせて頂いている作品もあるので、なんだか昔話みたいな展開になってしまうのですが。

『時のまにまにⅡ』のCDで、井筒さんの声に出会いました。それは当方がまだ某オーディオメーカーに勤務しており、東京都内のオーディオ専門店で自社製品の試聴会を開催する前日のこと。販売店スタッフのNさんから『このCD、明日の試聴会で使ってみて!』と託され、その夜(要するに試聴会前夜)慌ててそのCDを聴き、翌日の試聴会本番で再生。公の場でお客様に聴いて頂く音源については、相当に慎重なチョイスをする主義だった当方にとって、これはかなり珍しいバタバタぶり。そしてその『まにまにⅡ』ですが、残響成分がほとんどない、リアルな声と録音形態に大変驚きました。オーディオ機器との相性はバッチリで、試聴会にお越し頂いたお客様はみなさん楽しんでいらっしゃいましたね。いまでもその時のことをハッキリ覚えています。

リマスタリングではなく、そもそものレコーディング作業現場でのお話しを少々。当方、『まにまにⅢ』の時はボンヤリと録音についての相談に乗り、『Ⅳ』の時は少し制作に関する意見もさせて頂き、『Ⅴ』ではガッツリと録音に関わるという立ち位置でした。このシリーズは、全てのタイトルが96kHz/24bitフォーマットで録音されていましたので、『Ⅰ』と『Ⅱ』を含む全作を192kHz/24bitと192kHz/32bitにリマスターし、ハイレゾ音源も並行してリリースすることになります。

より正確に申しますと、当方が井筒さんと出会った頃はハイレゾマーケットも発展途上で、『Ⅰ』と『Ⅱ』はハイレゾ音源が販売されておらず、CDのみリリースされていました。『Ⅲ』のCDとハイレゾがリリースされたその後に『Ⅰ』と『Ⅱ』がリマスターされ、ハイレゾマーケットに出現するというのが正確な時系列。このシリーズの制作・リマスター作業においては、あらゆることが試行錯誤で随分と勉強をさせて頂きました。

現在販売されている『Ⅰ』から『Ⅳ』までのCD4タイトルは、2019年に切り替わったリマスター盤です。192kHz/32bitのハイレゾデータがCDのマスター音源になっているので、初期バージョンのCDとは音の描き方が違って聴こえるはずです。また『Ⅳ』と『Ⅴ』はアナログレコードも制作されました。カッティング時に入稿したマスターデータも、eilex HD Remasterにてリマスタリングされたハイレゾデータです。

込み入った話をしてしまいましたが、シリーズ合計5枚ともそれぞれに大変愛着があります。ぜひお聴き下さいませ。





井筒香奈江さんのホームページはコチラ。
井筒香奈江WEBSITE
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
Electronic Music for Loudspeakers Selected by audiounion

アーティスト:
コンピレーション

レーベル:
Phoridge

リリース:
2020年10月

タイトルがコンセプトを物語っていますが、これは大変に『攻めた内容』なアルバム。Phoridgeというレーベルは、あのオーディオユニオンが立ち上げたレーベルです。え?って思われた方、流石です。ディスクユニオンではなく『オーディオユニオン』が制作監修した音源なのです。

みなさまご存知のとおり、オーディオユニオンといえば、比較的ライトな商品から超弩級のハイエンドシステムまで取り扱う、全国的にも有名なオーディオ販売店です。有志スタッフが集って『お決まりの楽曲だけじゃなくてさ、もっと今の音楽を聴いてもらいましょうよ。スピーカーでちゃんと、ね。』という制作コンセプトを設定したのだそうです。で、集めた楽曲がエレクトロニック・ミュージック!なんという男気仕様なアルバムでしょう。

オーディオ機器を購入しようと販売店に赴き、いざ試聴となって、お店のスタッフが用意してくれた、とってもクールなジャズやクラシックを聴きながら『でも普段自分が聴いているのはもっとポップな音源なんだけど、そんなことココでは言えないよなぁ』って。そんなふうに思ってしまった経験、ありませんか?そうなのです。オーディオ機器って、そもそも『音楽を聴く為のマシーン』なのですから、ポップスやハードロックやエレクトロニカを聴いたっていいのですよ。と、当方は常々思っておりました。なので前述の制作コンセプトに激しく同意し、制作のお手伝いをさせていただくことと相成ったワケです。

アルバム参加アーティストでもある気鋭のサウンドクリエーター、Yosi Horikawaさんがマスタリングを担当。Yosiさんに整えていただいた音源データを、当社がeilex HD Remaster処理にてマスターデータ化しました。192kHz/24bitのハイレゾマスターから作られたMQA-CDは、オーディオマニアにも音楽ファンにも『色々な意味でビックリしたー』という驚きと共に受け入れられたようです。

ユニオンさんのチャレンジにお供できたこと、誇りに思います。当社が掲げるポリシー『All For Music』とも完璧に合致するコンセプト。これからもぜひ、一緒に仕事をさせて頂きたく思っております。


アルバム詳細はコチラ。オーディオユニオン
外部サイトへ移動します。
ディスクユニオン
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る

タイトル:
『TV JAZZ』シリーズ、全3タイトル。

アーティスト:
TV JAZZ

レーベル:
COMPOZILA




1990年代にCDでリリースされた3タイトルのリマスターを承り、それぞれ192kHz/24bitと192kHz/32bit、2バージョンのハイレゾデータを作りました。

『TV JAZZ』と『TV JAZZ セブン』は、昭和時代にテレビから聴こえてきたあの名曲たちをネタにして、超一流の日本人ミュージシャンが遊びまくるという内容。そのプレイたるや壮絶です。そしてジャズに精通している方なら『ニヤっ』としてしまうフレーズが随所に散りばめられています。今回この紹介文を書くにあたって改めて聴きなおしたのですが、実に爽快かつ楽しいアルバム。アルバムクレジットを貼っておきますので、ご覧下さいませ。




『U.S.A.』は海外録音。ミュージシャンも外国の方々です。映画を観ていて聴こえてきたあの名曲たちが『こんなふうになっちゃうの?』っていう、これまた猛烈に楽しい内容。個人的にはTr.6のMission impossible、192kHz/32bitバージョンがお気に入りです。




リマスターのご依頼主は、国内メジャーレーベルで多くの実績を上げ、お勤めを卒業した後にご自身の法人を設立なさって広いフィールドで活躍なさっている方。この方からは本当にたくさんの事を学びました。音楽制作だけでなくオーディオにも精通していて、実はハイレゾ黎明期から高音質録音と再生について、様々な検証を行っていた『音楽とオーディオの超プロフェッショナル』です。はじめてeilex HD Remasterの技術説明をさせて頂いた時、かなり懐疑的に思われたようで『高い周波数のノイズ成分だけ付加したような、ニセレゾじゃないの?』と、厳しい先制パンチ・コメントを食らった記憶があります。

パンチを食らってスイッチが入った当方、早速サンプル音源を作って再度プレゼンテーションを行いました。こういうプロフェッショナルな方は、ご自身が納得なさると話が早いのです。ニセレゾ疑惑が晴れた途端に数タイトルのご依頼を頂きました。嬉しかったですね。

TV JAZZの元音源は、なんとU-Maticに記録されていた44.1kHz/16bitのデジタルデータ。19mm(3/4インチ)のテープに記録保存されていました。奇跡的にも稼動するU-Matic再生装置が存在していたようで、テープから抽出したデータをお預かりしてリマスターしたのです。U-Matic起こしのデータをお預かりする機会なんて、今後はもう無いかもしれません。貴重な体験をさせて頂きました。

ハイレゾ音源はコチラでお求め頂けます。TV JAZZ
外部サイトへ移動します。
TV JAZZ Seven
外部サイトへ移動します。
TV JAZZ U.S.A
外部サイトへ移動します。


一覧に戻る